武田邦彦 (中部大学)

壊れていく民主主義(1) 「女性活躍推進法」が可決されて税金が上がる?!
国会で「女性活躍推進法」が可決された。女性の社会での活躍、人生の幸福を両方とも実現するにはまだまだやることが多い。この法律についても女性側からの批判が強いが、ここではちょっと別の観点から考えてみたいと思う。 日本では「環境基本法」、「健康増進法」な...
温かい人生 その4 日光浴と健康
寒い冬、柔らかい日の光を浴びてちょっとしたところで日向ぼっこをするのは実に気持ちの良いものです。寒くても気持ちがよいのは大昔に私たちの祖先の動物の体ができた時も同じ太陽の光を浴び、その光を利用して体の健康を保っていたからでしょう。 日本では少し前、...
補・温かい人生(2) 日本陸軍と知識人
安保法案が衆議院で可決された後、まだ大学教授、大学生、そしていわゆる知識人を中心として「反対運動」が残り、国政が混乱している。 これほど奇妙なことはない。民主主義というものは一定の手続きをもっとも大切にするものであり、たとえ安保法案がかなりの問題を...
補・温かい人生(1) マーラーとシェーンベルグ
クラシックと言えば私たちはまずベートーベンやモーツアルトを思い出しますが、クラシックの歴史から言うと「古典派」にあたり、その次にショパンやシューマンといったロマン派が現れます。 しかし19世紀の後半になると、より自由な作曲がされてマーラー、シェーンベ...
温かい人生 その3 自分が正しいと思っている
かつての日本人が満足した人生、豊かな生活を送っていたのに対して、現在の日本人は物質的には飛躍的に「幸福になれる環境」にいるのに世界でもっとも「不幸だ」と思っているという驚くべき現状を先回に示しました。 この錯覚が生じたのには原因があるのは当然です。...
温かい人生 その2 欲深くなった私たち
「辛くないのに辛い人生」になるのはなぜでしょうか? 今日の話題はその1です。 19世紀のはじめ、今から200年ほど前のことですが、ヨーロッパの白人は力があまって世界中に軍隊を送り、次々と有色人種の国を侵略して植民地にしていました。 しかし、日本は「東のは...
温かい人生 その1 人生はそんなに辛いことはありません
人生は辛いことが多いと言われますが、実は人生はそんなに辛くないものです。でも、「辛くないのに辛い」のはなぜでしょうか? 二つの話を紹介することから始めたいと思います。 「日の輝く春の朝、大人の男も女も、子供らまで加わって海藻を採集し浜砂に拡げて干す...
ナポレオンと東条英機(15) 人類への貢献
さて、このシリーズを終わるに当たって、ナポレオンと東条英機の歴史的貢献度がどのぐらいなのか、比較してみたいと思う。 フランス革命は人類に「人は皆、平等」という新しい認識を示した。これに対して大東亜戦争は「国は皆、平等」という認識を示した点では、甲乙...
ナポレオンと東条英機(14) 国民の尊敬度
フランス人の心の中のナポレオンはそれほど単純なものではない。確かにフランス革命を支え、周りの王政の国からの干渉を廃し、フランスを一流国にした功績は大きい。同時に、自ら皇帝になったり、ロシア遠征でほぼ軍隊を全滅させたり、最終的にイギリスを中心とする連...